1.犬の関節の病気「変形性骨関節症」について

1-1.「変形性骨関節症」と診断されてしまったら?

もし愛犬が「変形性骨関節症」と診断されてしまったら、どのように生活を共にしていけばいいのでしょうか?
変形性骨関節症は完治する病気ではありません。

非ステロイド消炎鎮痛剤などで炎症を抑え痛みを緩和する事しか治療はありません。それ以降は体重管理を行い肥満に気をつけて症状の進行を抑えるしかありません。

変形性骨関節症の原因は他の疾患から発症するものとそうでないものとあります。

他の疾患「膝蓋骨脱臼」や「股関節形成不全」「前十字靭帯断裂」「リウマチ性関節炎」などの病気を抱えていてこの「変形性骨関節症」を発症するものです。

これらは原因疾患の治療も行っていかなくてはいけませんが、これらも完治させるのは難しい疾患ばかりです。ですから1度疾患に掛かってしまったら、気長に付き合っていく覚悟を持たなくてはいけません。

別の疾患以外というのは老化や交通事故などから「変形性骨関節症」を発症するものです。

【食事】

病気と上手に付き合っていくのに関節のいいとされるサプリメントやドッグフードを与える食事療法があります。そして関節の疾患というのは肥満によって悪化してしまう事が多く、肥満の場合には肥満を改善する必要があります。
関節を悪くしてしまうと激しい運動はおろか歩く事すら辛くなってしまうので運動量は減ってしまいます。ただ食事量は今まで通りという場合が多く、肥満へ繋がりやすいのです。
ここは飼い主さんが心を鬼にして運動量にあった食事量にしなくてはいけません。肥満が一番関節に負担を掛けてしまうのです。

【参考記事】
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【運動】

歩かなくなると肢が弱くなってしまいますので、負担のかからない適度な散歩はしなくてはいけません。その子の歩きやすいスピードでゆっくりと散歩をしてあげましょう。散歩は犬の気分転換にもなります。
家の中も関節に負担が掛からないようにフローリングの上にはマットを敷きましょう。フローリングは滑るために足や関節に負担が掛かります。そし飛び跳ねる事があまり良くありませんので段差もなくすように、犬用スロープを飛び上がるソファやベッド付近に置くなどの対策を取ってあげた方がいいでしょう。

1-2.まとめ

変形性骨関節症と診断されてしまったら、愛犬とともに気長に付き合っていくしかありません。特に肥満に気をつけ関節に負担を掛けない生活を心掛けてあげて下さい。また、子犬の頃から適度な食事と適度な運動を心掛けることで変形性骨関節症の予防にもつながります。過度な運動は逆に関節に負担を掛けてしまいますので注意が必要です。

ただこの変形性骨関節症はどの犬にもなりえる疾患です。少しでも肢の様子がおかしい、痛そうにしていると思ったら、病院へ連れて行ってあげましょう。